瀬戸内の都市に住む魅力の一つとして、その瀬戸内の多島美を身近に感じられるという点があげられると思います。
我が家も海が比較的近いこともあり、ちょっとお散歩すれば海を眺めることが。時々海岸線を散歩することも。
ただ、所詮は陸から。やはり船から眺めた方がいいに決まっています。ゆったりと船に乗って多島美を堪能したいですね。美味しい料理とともに、、、。
今回、初めてランチクルーズに行ってきました。なにを贅沢な!って思われるかもしれませんが、「やっぱ広島じゃ割」を使うことで、約半額で利用することができました。
広島のクルーズといえば、「銀河」です。今回は、銀河でのランチクルーズの様子をレポートします。
銀河のクルーズって?
広島港を起点に運航するクルーズ船の「銀河」。宇品と松山間の航路を運航する瀬戸内海汽船が運営しています。
広島港と宮島間を、美味しい料理とともにクルーズを楽しむことができます。往復で約2時間半ほど。非日常の贅沢な時間です。
ランチクルーズとディナークルーズで、1日に2度運行されています。どちらも宇品と宮島の往復という点では同じですが、航路が少し異なります。
明るい昼間のランチクルーズは、多島美を楽しめるようより沖合に。夜間のディナークルーズは、夜景を海から楽しめるよう陸に近いところを進みます。
銀河は1984年に就航し、40年近く運行されています。中四国で唯一のレストラン船だそうです。
料金
気になる料金。ランチとディナーで異なります。ディナーの方が少し高くなりますね。
この料金には料理の代金はもちろんのこと、広島港宮島間の乗船料も含まれています。乗船料は大人一人で2,050円。そう考えると、下記のクルーズ料金はそんなに高くないのかもしれません。
ランチクルーズ
・銀河ランチお肉コース:7,500円
・銀河ランチお魚コース:7,500円
・銀河メモリアルランチコース:8,500円
・シェフのこだわりフルコースランチ:12,000円
・お子様ランチセット(小学生):3,500円
・お子様ランチセット(幼児):2,500円
・宮島パック追加料金:1,300円
宮島パック追加料金とは?
クルーズ途中に宮島の桟橋に停泊します。基本は降りずにそのまま広島港に戻りますが、宮島で下船して観光することも可能です。
宮島で観光する方のために、宮島広島港間の高速船の料金がパックとなったプランです。宮島から高速船で広島港に戻ることができます。
宮島で降りてしまうので、食事は往復する方より少し早めに提供されます。
ディナークルーズ
・銀河ディナーコース:9,500円
・銀河メモリアルディナーコース:12,000円
・シェフのこだわりフルコーディナー:15,000円
・お子様ディナーセット(小学生):3,500円
・お子様ディナーセット(幼児):2,500円
予約方法は?
WEBサイトおよび電話で予約します。
電話:082-255-3344
WEBサイトだと、各日程の予約状況を確認することができます。
出港場所。当日の流れについて。
広島港から船が出ています。⑧⑨の桟橋が、銀河の乗り場です。
受付はフェリーターミナルの建物ではありません。
フェリーターミナルを出て右に向かって行った先の建物に受付があります。
この看板がある場所です。
ランチクルーズの流れ
まずは受付から。
11:30 受付開始
受付を済ましたら、待合室や港をウロウロお散歩しながら待ちましょう。搭乗開始になるまで桟橋には入れません。
11:45 乗船開始
いよいよ船に乗り込みます。桟橋では船を前に記念撮影することも可能です。スタッフの方が撮ってくれます。受付時に札をくれますので、乗船時に見せます。その色によって、行き先の部屋を案内してくれます。
12:00 広島港出港
12時ジャストに出港です。出港してからコース料理の提供が始まります。
13:25 宮島港入港
大鳥居や厳島神社を眺めながら、宮島港の桟橋に到着です。宮島観光の方はここで下船します。
13:30 宮島港出港
結構早く出発しますね。停泊時間は5分間です。
14:30 広島港入港
広島港に戻ってきました。2時間半のクルーズ時間。贅沢な時間も終了です。
ディナークルーズの流れ
ディナークルーズはまだ乗ったことがないので、タイムスケジュールだけ。
平日と休日で時間が異なります。平日は仕事帰りのお客さんを意識して1時間遅くなっているのでしょう。
平日(水、木、金)
18:20 受付開始
18:35 乗船開始
18:50 広島港出港
21:00 広島港入港
休日(土、日、祝日)
17:20 受付開始
17:35 乗船開始
17:50 広島港出港
20:00 広島港入港
ディナークルーズでは、宮島港に停泊せずに沖合で折り返します。夜なので、降りてもしょうがないですね。
ランチクルーズに行ってきました!
では、ランチクルーズの様子をレポートしたいと思います。桟橋の奥に泊まっているのが銀河です。黄色い2本の煙突が特徴的ですね。
乗船開始時間となりましたので、桟橋に足を踏み入れます。船首には人魚?のモニュメントが。
まずは「銀河」の船名を背景に記念撮影です。スタッフの方が撮ってくれます。
いよいよ船に乗り込みます。
船は3階建てになっており、最上階がロイヤルルームです。今回は運よくロイヤルルームを利用できることに。
ロイヤルルームの中はこんな感じ。豪華ですよね。
服装に気を遣う必要がありそうですが、まったくそんなことはありません。カジュアルな格好で大丈夫です。
12:00に出港。出港したら、コース料理のスタートです。お昼なので、お腹空きましたよね。
まずは前菜から。どれも美味しいものばかり。月によって料理は変わるようです。後で運転するかもしれないので、飲み物はウーロン茶で。もちろんビールなどお酒もあります。
途中途中で似島や江田島の近くを通ります。都度スタッフの方が解説してくれます。
お子様ランチ(幼児)です。幼児向けと言っても、かなり豪華ですね。2,500円です。今回は「やっぱ広島じゃ割」のクーポンが使えましたので、追加の出費なしで注文できました。
メインはこれ。牛肉のトマト煮込み。柔らかく煮込まれたお肉がゴロゴロ入っていました。結構お肉がたくさん入っており、食べごたえ充分です。
前菜とメインの間には、スープや魚(鯛)料理も。
料理の合間に外へ出てみます。舷。舷とは船の側面のことです。
船首です。実はもう宮島の近くです。
宮島へやってきました。大鳥居は現在修理中。令和元年6月17日から修理に入っていますが、足場が取れるまでもう少し時間がかかるようです。文化財の修理は大変ですね。
宮島の桟橋に到着しました。ちょうど同じ船にツアーのお客さんが乗っており、皆さん宮島で降りて行かれました。
宮島を出港し、広島港に戻ります。帰りにデザートとコーヒーが出ました。ほうじ茶のアイスとティラミスです。ほうじ茶?と思ってしまいますが、これは美味しかったですね。
宮島で降りる場合は、桟橋に到着する前にデザートが提供されるのでしょう。
船内を巡ります。まずは1階から。1階はサロン的な雰囲気。売店もあります。銀河のグッズが販売されています。奥に見える階段のさらに奥に、食事のスペースがあります。
2階にはメインダイニングがあります。
広いダイニングです。
2階には船尾の方にデッキスナックもあります。昼間は営業していませんでしたが、ディナークルーズ時には、お酒等が提供されるようです。暑い日に、海風にあたりながら飲むビールは美味しそうですね。
トイレも2階です。
3階はロイヤルルームの他は、デッキとなっています。ここでまったりするのもいいですね。
舵のモニュメントも。ここで記念撮影もできます。
そうこうするうちに、広島港へ戻ってきました。2時間半なので、あっという間でした。
ランチクルーズ時の航路図です。行きは似島と江田島の狭い海峡を抜け、帰りは真っ直ぐ戻ってきます。
まとめ
以上銀河のランチクルーズをレポートさせていただきました。かなり贅沢なひとときを満喫することができました。
何より料理が美味しかったですね。今度は機会があればディナークルーズを利用してみたいです。うちの子もかなり楽しかったようで、家族連れにもオススメです。
広島の県民割である「やっぱ広島じゃ割」を利用することで、かなり安く利用することができました。こういう制度はありがたいですよね。