住のもの (すのもの)

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ストレスよさらば、、、。洗車の効用とは?忙しい現代人ほど自分で洗車すべき理由。

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さあ、洗車だ!

気合いをいれなければ。洗車ってやってるときはただただ集中し、楽しんでいます。しかし、始めるまでが非常に億劫。洗車を始めたら重労働が待っている、、、そんなことを想像するからですよね。

大変な洗車。夏場なんてフラフラになります。ただ、それをやるだけのメリットがたくさん存在していることも事実。そう、クルマがピカピカになるだけでなく。

複雑に絡んだ現代社会。技術の進展は加速するばかりで追いついていくのもやっと。いや、もはや追いつけないですね。10年前はスマホなんて持ってなかったのに、今やそれ無しの生活なんて考えられないばかりか、逆にスマホに支配されたような生活を送っています。

そんな現代人にとって大切なこと。それは、洗車の時間。えっ、なんで?そう考える理由をご紹介しましょう。

 

 

 

 

ストレスだらけの現代。洗車の効用とは?

ちょっと10年前を振り返ってみます。手に持っているのはガラケー。固定電話やFAXは当たり前。スマホなんて持ってはいません。

正確に言うと、iPhoneの登場は2007年ですから、10年前にスマホはあることにはありましたが、ほとんど誰も持っていなかったですよね。

テクノロジーの発展は、人々を楽にして豊かにすると考えられています。しかし、10年前に比べて余計に忙しくなったように感じません?

ベストセラーとなった「サピエンス全史」では、テクノロジーが発展するほど人間が忙しくなる様子が描かれています。かつて人間は狩や採集によって暮らしていましたが、やがて農業の技術が用いられました。確かにそれにより食べ物の心配は無くなり、人口も増やすことができました。その代償として、農地を管理する大変な仕事が舞い込んだのでした。

今でも新しい技術が新しい仕事をもたらし、人間を忙しくするのは変わってないようです。

そしてスマホ。「スマホ脳」という書籍がこれまたベストセラーに。この本によるとスクリーンを見る時間が長いほど、ストレスを感じる傾向があり、精神を病む人も多くなるようです。

おい、洗車の話だろ!なんて言われてしまいそうですが、この記事は洗車の効用の話。ストレスフルな現代社会に洗車が有効であると言いたいのです。

とは言っても、あくまでも個人的な感覚であり、科学的根拠はありませんのであしからず。でも、共感していただける人も多いのではないでしょうか。

個人的に感じる洗車のメリットは以下の通り。

 

「無」になる時間

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禅の修行。仏教の宗派は数あれど、禅宗はどこか独特の雰囲気を持っています。

雲水たちの修行の中心は座禅。座禅により心が無の境地に達することを目指します。三昧(さんまい、サマディ)と言ったりもします。

無心とは心が動揺しない状態。様々な邪念を取り払い、無心になることで仏教的な真理が見えてきます。その真理に触れることが悟りなのです。

禅宗では厳しい修行により「無」を目指しますが、実は容易にその無心状態になる方法があるのです。

もうお分かりですね。そう、洗車です。黙々と車を洗っている時間。ずっと無心てことはないと思いますが、所々で無心になる瞬間が。そう洗車中は三昧状態になる瞬間が訪れているのです。

何台も洗っていると、そのうち悟りを開いてしまうかもしれません。洗車は仏陀になる近道なのです。

ここでお分かりかもしれませんが、この記事は真面目に書いてそうにみえて、すいません少しふざけてしまいました。

まあ、洗車中は一瞬であったとしても、日頃の嫌なことを忘れる良い時間ですよね、ということを言いたいのでした。

 

デジタルからの一時避難

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先にも書いたように、スマホの見過ぎはストレスの原因になりますし、幸福度も下げてしまいます。

とは言ってもついつい気になって画面を見てしまいますよね。電車に乗ると、ほぼ100%の人がスマホを覗いています。覗くと言っても自分のスマホですよ。仕事中だってついつい手に取ってチェックしてしまいます。

実はこれって開発者の思う壺なのです。人間が持つあらゆる特性を利用して、スマホが気になるように仕向けているのです。なぜなら、スマホを見る時間が長くなるほど広告に接する機会が増えます。そう、儲かるから。

なんとスティーブ・ジョブズは自身の子供のスマホ使用時間を厳しく制限していたそうです。スマホの生みの親と言ってもいい人が。作ったからこそ、スマホのヤバさをもっとも良く知っていたのでしょう。

そこで洗車。強制的にデジタルから解放される時間。デジタルデトックスの時間です。

だって手には洗剤がついてぬるぬるですから、スマホ触れないですよね。

色んな通知のことは忘れて没頭する洗車は、デジタル全盛の現代においてかなり貴重な時間であるはずです。

 

適度な全身運動

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洗車はスポーツだ、なんて言ったりもするくらいの重労働。腕を動かすのはもちろん、立ったりしゃがんだりとまさに全身運動です。

タニタのホームページに作業や運動別に消費カロリーの目安が掲載されています。

雪かきと洗車。どっちがキツい運動でしょうか。

実は洗車なのです。体重70kgの人がそれぞれ30分作業した場合、雪かきは147キロカロリー、洗車は165キロカロリー。雪かきは重労働と言いますが、洗車の方が消費カロリーが大きいのです。

自分はいつも2時間以上かけて洗車をしています。単純に4倍すると、660キロカロリー。この消費カロリーは大きいですよね。毎週洗車すると、かなり痩せることができそうです。

体のためだけでなく、ストレスフルな社会を過ごすにも、適度な運動はかなり有効なようです。運動はストレス解消に最適です。また、運動中はアイデアも生まれやすいようで、できるビジネスマンはみんななんらかの運動をしてますよね。

日頃運動不足な人こそ洗車を。運動する大変よい機会になるでしょう。同時に車もキレイになりますし。(こっちが本来の目的ですが)

 

車がキレイになると達成感を感じられる

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そう、洗車すると当然クルマがピカピカに。ピカピカになった自分のクルマを見るのは嬉しいですよね。洗車後のクルマを前にして、達成感を感じることができます。

クルマをピカピカにするには、困難を乗り越えなければなりません。例えばバンパーにこびりついた虫。ちょっと放置すると全然取れません。あるいは水アカ汚れ。これも大変ですよね。

最後にはワックスやコーティング。洗車よりこっちの方が大変かもしれません。

そんな困難を乗り越えての洗車。ツヤツヤのボディを見ると達成感が湧いてきます。

つらい山登りも、この達成感のために登っているようなもの。人間の心にとっても、達成感を感じられるのはかなり重要なことのようです。

会社組織においても、社員のモチベーションやエンゲージメントを高めるには、常々達成感を感じられる環境が必要です。高い目標を設定するよりは、ちょっと頑張れば辿り着けるような目標を設定し、達成感を得られやすい環境にするのです。

仕事で苦労しなくても、比較的容易に達成感を味わえること。そう、洗車です。洗車してハッピーになりましょう。

 

 

まとめ

洗車は日常でありながら、日常でないとでもいいましょうか、モノを洗うという日常そのものの行為が非日常的なのです。日常であって日常でないなんて禅問答のようですが、それが洗車なのです。

無心になれる瞬間が日常の中にあるでしょうか。スマホ片手に、常に何かが気になってしまいます。現代社会における心のオアシスとでも言えるかもしれません。

最初の方で禅の話題を持ち出しました。スマホと言えばiPhone。スティーブ・ジョブズによって世に送り出されました。

人々をいい意味でも悪い意味でも惹きつけてやまないスマホ。長時間画面を見ることにより、ストレス増加の原因になっているとも言われています。そのスマホの生みの親と言えるスティーブ・ジョブズは禅に傾倒していたことで有名です。何だか面白いですよね。

とにかく洗車はストレスを忘れることができる貴重な時間。忙しい人ほど、ガソリンスタンドにお願いするのではなく、自分でスポンジを握るのがオススメです。