「もっと早く買っておけば良かった」
ホットサンドメーカーのことです。以前から欲しかったのですが、そのうち買おうと思っているうちに1年くらい経過してしまいました。
前回のキャンプの際、今度こそホットサンドをやってみようと考え、キャンプ場へ行く途中のアルペンで購入したのでした。
結果は、冒頭に書いた通りです。もっと早く買っておけば良かったと後悔したのでした。これは、キャンプの必需品と言っても過言ではありません。
何より美味しいですよね。カリカリに焼けたパンは香ばしく、中の具材もあったかくて非常に美味しいです。
よく考えたら、食パンはそのままでも食べられますが、トーストして食べますよね。トースターだって様々なメーカーから販売されています。食パンは焼いた方が美味しい。そんな焼いた食パンでサンドするのですから、美味しいに決まっています。
今回の記事は、ホットサンドメーカーは買うべし!という内容です。
ホットサンドメーカーってどんなもの?
そもそもホットサンドとは?その名の通り、暖かいサンドイッチのこと。
本来サンドイッチとは、コンビニで売られている姿を思い出すように、常温か冷たいもの。もちろん具材をサンドする食パンはトーストされたものではありません。それはそれで美味しいのですが。
ホットサンドは、通常のサンドイッチと同様に、食パン2枚で具材を挟んだ料理です。その違いは、「ホット」というように温かいこと。専用の器具でパンをぎゅっと挟み込み、両面を火で炙ってパンを焼き上げます。うっすら茶色くなったパンはカリッと香ばしく、通常のサンドイッチとは異なった美味しさがあります。
通常のサンドイッチと、ホットサンド。個人的な好みでは、断然ホットサンドです。これまで手を出してこなかったのが後悔するくらいに。
サンドイッチの良さは、そのお手軽さ。コンビニや駅でも販売しており、新幹線の車内でも食べられます。
ホットサンドは手間がかかります。冷えても美味しいのですが、ホットサンドというだけあって温かいうちが美味しい。なので、その場で「焼く」という手間をかけなければなりません。その手間の分だけ美味しいのは当然なのかもしれません。
また、食べ物は温かいものの方が美味しく感じます。ラーメンにしろシチューにしろ冷めたら美味しくないですよね。もちろん「冷製〜」なんて冷たい料理もありますが、個人的にはあまり積極的には選びたくない感じが。だって、やっぱり温かい方が美味しいですし。
この理屈はホットサンドにもあてはまるのではないでしょうか。冷たいサンドイッチより、温かいホットサンドの方が美味しく感じます。やはり食べ物は暖かくなくては。
キャンプ用に購入したホットサンドメーカー。購入したのは、よくある長い柄のついた2枚の鉄板で挟んで直火で炙るタイプのもの。ハイマウントというメーカーのものです。
鉄板と書きましたが、実際にはアルミダイキャストです。ほとんどのホットサンドメーカーはアルミ製です。熱伝導率の良さで選ばれているそうです。また、アルミなら錆びにくいので、お手入れも簡単ですよね。
ハイマウント(HIGHMOUNT) ホットサンドメーカーダブル 13020
このように、パカっと開きます。ここにパンと具材を挟み込んで、表裏をひっくり返しながら焼くのです。このタイプは直火で。IHは使用できません。IHコンロの家庭も多いでしょう。その場合は、カセットコンロを使用しましょう。
このように柄の先はロックできるようになっています。ぎっしり詰まった具材で、開かないようにするためですね。
今回購入したのは、もっともシンプルなホットサンドメーカーです。このタイプは、「バウルー」が元祖的な存在となります。1970年代に日本に登場したようです。結構昔からあったんですね。
イタリア商事 ホットサンドメーカー バウルー シングル シルバー 日本製 XBW01
また、直火で炙るタイプだけでなく、このような電気式のホットサンドメーカーも販売されています。これなら、トーストするような感覚で使えますね。
ブルーノ BRUNO ホットサンドメーカー 耳まで焼ける 電気 シングル レッド BOE043-RD
キャンプだけでなく、家でも大活躍
キャンプ用に購入したホットサンドメーカー。家でも活躍することになりました。
休日の朝。ゆっくりとした時間。ちょっと手間をかけた美味しい朝食を。
平日は時間が無いので、朝食を省いてしまうことが多いです。休日くらいはちゃんと朝ごはんを食べたいですよね。
ホットサンドの美味しさに目覚めた今は、当然マイブーム状態。土日の朝はホットサンドです。
うちの4歳の娘も、朝はダラダラしてあまり朝ごはんを食べませんが、ホットサンドはペロッと食べてしまいます。我が家のホットサンドメーカーは、中心に筋が入って半分に分けられるタイプ。その半分を丸々食べてしまいます。半分といってもサンドしているので、食パン1枚分ありますし、中には具材もぎっしり。半分だけでも結構お腹いっぱいになります。
ホットサンドメーカーは、これからも家でも外でも活躍しそうです。
ホットサンドメーカーで朝食を作ってみた
ということで、家で朝食を作ってみました。
具材はありきたりなもの。恐らくホットサンドメーカーを購入した方が、一番最初に作るようなレシピです。ただ、このありきたりな味がまた美味しいんですよね。
ベーコンのスライス3枚
卵1個
バター
塩少々
黒胡椒少々
スライスチーズ1枚
マヨネーズ適量(ケチャップでも美味しい)
作り方
1.ベーコンを炒める
ベーコンを軽く焦げ目がつくくらいまで炒めます。長いベーコンなら、1.5cmくらいにカットしてから炒めると良いでしょう。
2.スクランブルエッグを作る
今回作ったのはホテル風のスクランブルエッグ。冷えたフライパンにかき混ぜた卵とバターを入れ、弱火にかけます。卵には塩と黒胡椒を少々振っておきましょう。常に菜箸などで混ぜて、卵がドロっとしてきたら完成です。
3.具材の乗せる
ホットサンドメーカーにパンを一枚敷いて、具材を乗せていきましょう。順番はなんでもいいです。今回は、まず卵を置いてからその上にベーコン。マヨネーズをかけて、さらにスライスチーズを被せてみました。
食パンをもう一枚上からかけて、ホットサンドメーカーを閉じます。
4.焼く
ホットサンドメーカーを直火で炙ります。中火でだいたい片面2分くらいでしょうか。火にかけていると、次第に「ジジジ」という音がしてきます。これはパンが香ばしく焼けている合図。ここから注意が必要です。中のパンは茶色くいい色になってきており、火に当て過ぎると焦げてしまいます。時々開けて焼け具合をチェックしないと、あっという間に真っ黒に。気が抜けません。
5.美味しいホットサンドをどうぞ
いい感じで焼き上がりました。パンの表面がカリカリで、香ばしいいい香りがします。熱いので気をつけてガブリつきましょう(溶けたチーズが熱い!)。
レシピは無限大
色んなものが挟めそうです。まさにレシピは無限大。ネットで検索しても、様々なレシピが見られます。
まだ買ったばかりなので、あまりたくさんのレシピは試せていませんが、その中でも美味しかったのが照り焼きチキンです。コンビニのサンドイッチでも定番ですよね。卵と照り焼きチキンを挟んだホットサンドは絶品でした。
今後試してみたいのはカレー。絶対美味しいですよね。キーマカレーなんかを挟んでみたいと企んでいます。
アウトドアメーカーからも色々なホットサンドメーカーが販売されています。メーカーのロゴがパンに焼き付けられて楽しいですよ。
CHUMS(チャムス) ホットサンドウィッチ クッカー CH62-1039 新潟県燕三条製