尾道で一番の絶景スポット。
それは、「浄土寺山展望台」で間違いありません。
その理由は、他の展望台に比べて一際標高が高いから。やはり、高い場所からの景色が素晴らしいですね。
浄土寺山展望台から、尾道市街や尾道水道が一望でき、その景色は見事の一言です。今回はその時間には行けませんでしたが、夕日の絶景スポットとしても有名です。また、夜になれば夜景もキレイ。
難点は、アクセスがちょっとし辛いこと。困難の先には、素晴らしい絶景が待っています。
実際に浄土寺山展望台に訪問してきました。展望台への行き方や、その景色の素晴らしさをご紹介したいと思います。
浄土寺山展望台へ行こう!
浄土寺は尾道駅から2kmほど離れた場所にあるお寺です。多宝塔など国宝指定の建築物があり、訪れる価値のある由緒あるお寺です。
浄土寺山展望台は、その浄土寺の境内にあるにはあるのですが、山の上の「奥の院」と呼ばれるところにあります。浄土寺から30分ほどかけて山道を登らなければなりません。徒歩で行けなくはありませんが、ちょっと大変ですね。
山道を登った後の絶景の方が感動はひとしおでしょう。とはいっても観光の傍らで30分も山道を登るのは大変なので、車でのアクセスをオススメしたいと思います。
実は車でのアクセスもちょっと難易度が高いのです。
車でのアクセス方法
車での行き方をご紹介します。
ルートはこんな感じです。まずは、尾道市立病院を目指して行きましょう。
尾道市立病院の前を通過したら、右に曲がります。ちょうど下のストリートビューで、青いトラックが走行しているあたりに道があります。
T字 の交差点に出ますので、ここも右に曲がります。
道路の奥、ガードレールの上あたりに小さく緑の看板があります。浄土寺山展望台への道標ですので、これを頼りに進みましょう。
ここから急に道幅が狭くなります。まっすぐ進んで良いものか迷いますが、もちろん大丈夫です。そのまま進行しましょう。
あとはこのようなすれ違い困難な道が続きます。対向車が来ないかヒヤヒヤですね。所々すれ違いのために広くなった場所があります。
少し開けた場所に出ます。5台くらいは駐車できそうなスペースがありますので、この辺りに車を止めてください。後は徒歩で移動します。
車を降りたらすぐに展望台があります。実はここではありません。これは「憩いの森展望台」であり、目指している浄土寺山展望台とは違います。木々が茂っており、あまり展望は良くありません。
山道を入っていきます。暗いとちょっと怖いかも。二手に分かれているので、右の道を行きます。
道なりに進みます。
またまた別れ道があるので右へ。大きな岩が見えるので、岩の方向へ向かいます。
大きな岩の隙間を抜けて行けば、お寺の建物が見えます。浄土寺の奥の院です。
岩を抜けると視界が開けます。奥の院に到着しました。
犬が2匹いました。しっぽをくるっとして機嫌が良さそうだったので、そのまま近づいてみることにします。すると、どこかへ走り去ってしまいました。
奥の院からの景色も絶景です。
奥の院の右手に、展望台への階段があります。ここを登れば展望台に到着です。
展望台はこんな感じ。
浄土寺山展望台の景色
ようやくたどり着いた浄土寺山展望台。果たしてどんな景色が待っているのでしょうか。
まずは代表的な景色を。尾道といえばこの景色ですね。尾道水道を西向きに眺めます。尾道市街も一望できますね。
標高が高いのと、東の方に位置することから、個人的には千光寺より素晴らしい景色であると思っています。
また、夕焼けの時間になると、これまたキレイです。西の山々の連なりの中に、太陽が沈んでいきます。昼間は青い海がオレンジ色に染まります。
東向きを見てみましょう。尾道大橋をバックにした風景も尾道の定番です。
ただ、木が邪魔をして尾道大橋はあまり見えませんでした。
それでも標高の高さゆえ、より遠方まで見渡すことができます。瀬戸内の島々の連なり。穏やかでいいですよね。
福山市方面です。電波塔?が視界に入ります。
浄土寺山展望台の絶景いかがでした?ここは千光寺などに比べても標高が高いので、かなり遠くまで見渡すことのできる絶景があります。よく晴れた日には四国の山も見えるそうです。
まとめ
車で尾道を訪れたなら、是非ここにも寄ってみてください。尾道を代表する絶景が待っています。恐らく尾道で一番の絶景ではないでしょうか。
ただ、行くのがちょっと手間ですね。観光のメインエリアとも少し離れています。
ここ浄土寺山展望台以外でも、特有の地形ゆえ実は尾道にはたくさんの絶景スポットが点在しています。
無料で行ける尾道の絶景スポットをまとめた記事です。
リニューアルした千光寺公園の展望台です。ここからも絶景を眺めることができます。