キャンプといえば焚き火ですね。
ボワっと炎をあげる焚き火は、非日常そのもの。都会に住んでいる我々にとっては、キャンプでしか体験できないことでもあります。
そんな焚き火。キャンプ場で焚き火をするにも条件があります。それは、焚き火台を使用しなければならないこと。直火OKなキャンプ場なんてほとんどありません。焚き火台は、キャンプするなら必須アイテムなのです。
数ある焚き火台の中で、我が家が使っているのはコールマンの「ファイアーディスク」。定番の焚き火台なので、使っている人も多いのではないでしょうか。少々かさばりますが、非常に使いやすい焚き火台です。優れものです。
今回の記事では、コールマン「ファイアーディスク」の魅力をご紹介しましょう。
コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク 直径約45cm 重量約1.6kg 2000031235
コールマン ファイアーディスクってどんな焚き火台?
上の写真のように、大きな盃のような形状です。お相撲さんが優勝時に飲む盃に3本足が生えたような感じ。
焚き火台自体は、丸い一枚のステンレス板で作られています。他のコンパクトに折り畳める焚き火台と違って、非常にシンプルな作りです。
焚き火台には、3本の足がついています。収納時は折り畳めますし、使用時は足を起こして地面に設置すればもう準備OK。仕舞うのも使うのも、非常に楽です。
華奢そうな足ですが、実はかなりしっかりしています。耐荷重は約30㎏。大きめのダッチオーブンも乗せられます。
我が家で使用しているのは、もっともスタンダードなサイズ。さらに大きいものや、ソロサイズのものもラインナップされています。
こんなバッグも付属しています。ちょっと嬉しいのが、大きめに作られていること。ファイヤーディスクを収納してもまだ余裕があります。
火ばさみや焼き網も一緒に収納することが可能です。
とにかく使いやすい焚き火台なので、初心者の方にはかなりおすすめです。
ファイアーディスクの優れているポイント
では、どんな点が具体的に優れているのか。実際に何度もキャンプで使ってみた経験から感じた、この焚き火台の良さをご紹介します。
設置がかなり楽
まずはこれですね。足を広げるだけ。パチッ、パチッ、パチッっと3本の足を広げて、ポンっと地面に置けば完成です。3秒で始められます。
手が汚れない
折りたたみ式の焚き火台は、軍手をしてセットしないと手が真っ黒に。どうしても灰が付着した面を触らざるを得ません。
ファイアーディスクは、手が汚れません。汚れた内側を触る必要がないからです。外側にしか触れません。
灰が捨てやすく掃除しやすい
ファイアーディスクの足を持って、灰捨て場に向かいます。灰のたまったドラム缶に向かってザーッとすればOK。あとはキッチンペーパーなどで表面を多少拭いておけば良いでしょう。後片付けが非常に楽です。
結構しっかり燃焼する
燃え残りが少ないです。薪がしっかり燃え尽きます。盃のような形状をしていますが、それほど深くはないため、燃焼中にちゃんと空気が入るのでしょう。燃焼効率は良いと思います。
使用中に灰が落ちない
焚き火台によっては、下の方に空気穴が空いているものがあります。どうしてもそこから灰が地面にこぼれてしまいます。灰を受けるためのシートが必要になりますね。
ファイアーディスクは一枚のステンレス板でできているので、穴があいていません。隙間から灰が落ちることがありません。
ちょっと残念なポイント
かなり使いやすいコールマンのファイアーディスク。もちろんメリットだけではなく、デメリットも多少はあります。
しかし、上記のメリットと比べたら、取るに足らないデメリットだと思います。
かさばる
本体は一枚のステンレス板からできていますから、当然折り畳みができません。盃状に底が膨らんでおり、その分どうしても厚みがでてしまいます。だいたい収納時で10cmくらい。
他の折り畳み可能な焚き火台と比べると、どうしても収納サイズが大きくなってしまいます。大きな車なら問題無いでしょうけど、荷室サイズの小さな車だと積み込みに苦労するかもしれません。
ミーハーな人には抵抗感が
やはりスノーピーク使ってみたいですよね。ガレージブランドの珍しい焚き火台もいいかも。
「コールマンはみんな使ってるのでちょっと、、、」と思う人には、向かないかもしれません。
コールマンは、ロードバイクやクロスバイクでいうところのジャイアントであり、人気ブランドであるがゆえにミーハーな方達からはどうしても敬遠されてしまいます。
キャンプ道具って、機能性だけでなく所有する満足感も大切だと思います。別に仕事に使う訳でもないので、合理性は不要。あくまでも遊びの道具であり、そのような感情的な要素は重要でしょう。
個人的にはコールマン大好きです。
拡張性が無い
例えばユニフレームのファイヤーグリル。これも大変人気の焚き火台です。
これの良い点は、色々パーツを組み合わせて拡張できること。焼き鳥焼いたり、ダッチオーブンを置いたり、自分がしたいことに合わせることができます。
反面ファイヤーディスクは、拡張性はありません。ただ薪を燃やすための台です。一応バーベキュー用の網は付属していますが、使ったことがありません。バーベキューするなら、やはりバーベキューコンロが便利です。
工夫すれば使い方が広がる
まん丸い焚き火台。なかなか拡張するのが難しい形状です。オプションにも、拡張パーツ的なものはありません。ただ、工夫すれば使い道は広がります。
左右の黒い棒は、地面に突き刺す杭状のスタンドです。カインズに売っていました。そのフックに、ホームセンターで購入した鉄筋を通しています。鉄筋には金属製のS字フックをぶら下げ、その先に飯盒を吊り下げています。
もうちょっと飯盒を火に近づけた方が良かった(ちょっと火力が弱かったのか硬かった)のですが、ファイアーディスクでご飯を炊くことができました。
飯盒ではなく、もちろんやかんや鍋も吊り下げられます。
他社製のものでも、色々組み合わせることでできることが広がります。
まとめ
コールマンの「ファイアーディスク」を紹介してきました。 かなり使いやすく初心者におススメの1台です。設置しやすくて、掃除も簡単。
ファイアーディスクで焚き火を楽しみましょう。
コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク 直径約45cm 重量約1.6kg 2000031235
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