いざブログを始めようと思い立ったはいいが、いったいどうすればいいのか。何を書けばいいのか。誰もが悩むことです。
まずネットで調べるでしょう。知りたいことはgoogle 先生に聞かないと、ググレカスと言われてしまいます。
しかし、ネットで情報を得るためには、調べたいことを知っておく必要があり、まったくの初心者にとっては難しい作業でもあります。
そこでおすすめなのが紙の書籍。本は情報が整理されまとまっており、ゼロから知識を得るのに最適なのです。もちろん紙の本でなく、Kindleでもいいですね。
今回は初めてブログを書く方におすすめしたい書籍を4冊紹介します。
一つ目は、ブログってどんなものか教えてくれる本。二つ目は、文章の書き方について大変参考になる本。三つ目は、自分のブログが多くの人に見てもらうための手法を解説する本。そして最後に、ブログを収益化するために大切なことが書いてある本です。
・4冊のブログ運営に役立つ書籍の紹介
1.世界一やさしいブログの教科書1年生
2.書くのしんどい
3.10年つかえるSEOの基本
4.Googe AdSense マネタイズの教科書
・まずを記事をいくつか書いてみてから、本を読むと理解が深まる。
ブログ初心者にオススメしたい書籍4冊
では本を紹介しましょう。4冊の本を紹介します。ここに紹介する順に読んでいくのがオススメです。
1.「世界一やさしいブログの教科書1年生」
まずはブログの入門書から。ブログの開設方法から、ブログのテーマやジャンル、記事の作り方、アクセス解析、収益化などなど、初心者がまず知っておくべき事柄が、簡単にではありますが一通り網羅されています。
なかでも参考になりそうなのが、人気ブロガーのインタビュー。実際に運営されているブログと、それぞれの考え方や手法が紹介されています。16もの事例が掲載されていますので、一通り読めばブログで成功するための道筋みたいなものが見えてくることでしょう。
単純に初心者へブログの概要を説明するというよりは、「ブログで稼ぐ」ことに重心が置かれています。それもそのはず。「ブログで飯を食う」ことを目的とする本「ブログ飯」と同じ著者なんですね。ブログ飯もこの界隈では有名な本であり、オススメです。
2.「書くのがしんどい」
面白い文章を書くためには、何が必要なのか。やはり、書くスキルやテクニック?
いえいえ。それも大切ですが、もっと重要なことがあるのです。それは「ネタ」です。「面白い文章は内容が面白い」のであり、何よりもネタが大切なのです。
「書くのがしんどい」はブログのための本ではなく、文章全般を対象にした本です。文章を書いて発信することのノウハウを伝授してくれます。ブログも文章ですから、当然役に立ちます。ブログ記事の書き方について、大変参考になる本です。
著者は出版社で編集者として経験を積み、「メモの魔力」といった有名な書籍にも関わったそうです。その経験をもとにしたノウハウが、惜しげもなく詰め込まれています。なんと言ってもこの本自体が、大変読みやすく分かりやすいのです。
冒頭で書いたようにネタ集めの手法から、文章が読まれるためのテクニックまで、あらゆるノウハウが紹介されており、ブログだけでなく何らかの文章を発信したいと考えておられる方は是非手元に1冊置いておきましょう。
3.「10年つかえるSEOの基本」
まずSEOとは何か。ブログを始めるなら、必須の知識です。
ブログで記事を書いでも、読者に届かなければ意味がありません。せっかく記事を書いても、誰にも読んでもらえなかったら悲しいですよね。
ネットにおける情報の入り口は、検索エンジンです。GoogleやYahoo、Bingなど。何か知りたい情報があれば、まずはネットでググります。
では、自分がググった時のことを思い出しましょう。検索ワードを入力し、エンターキーを押します。一瞬で無数の検索結果が表示されます。たくさんのWEBページが出てきますが、クリックするのって上の方に表示されたごく一部のページだけですよね。
そう、もし自分のページが、検索の下の方にしか出てこない場合、ほとんど読まれることはありません。上位表示されなければならないのです。
検索結果でなるべく上位に表示されるための取り組みが「SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)」です。上位表示してもらいやすいよう、サイトを調整します。
しかし、SEOには正解がありません。検索エンジンは常に進化しており、細かなテクニックを駆使しても、大幅なアップデートのたびにその努力が無力化するのです。
しかし、「こうあるべき」という方向性はあります。それは、その記事が読者の「役に立つ」こと。Googleも検索者の問題を解決できるような記事が上位に表示されるよう、日々機能を改善しているのです。
日々変化する検索エンジン。10年つかえるSEOとは、「役に立つ」を基本とすること。この本には、そんな大切なことが書かれています。
4.「Google AdSense マネタイズの教科書」
記事をいくつか発信し、アクセスが集まってきたら収益化に取り組みたいところです。ブログの収益化には、大きく分けて二つの方法があります。
一つはアフィリエイト。商品の広告をブログに貼り、読者が広告をクリックして、さらに購入や申込みを行えば報酬が発生します。報酬までのハードルが高いですが、その分単価が大きくなります。毎月何十万円と稼ぐブロガーは、このアフィリエイトをうまく活用しています。
もう一つが、クリック報酬型。広告をクリックした時点で、数円〜数十円の報酬が発生します。なかなか大きな金額にはなりづらいですが、報酬までのハードルは低くなります。クリック型はGoogleのアドセンスが独占しており、クリック型=Googleアドセンスです。
この本は、そのアドセンスでうまく収益化する手法が紹介されています。その手法とは?
簡単に言えば、アクセスを増やすこと。当たり前じゃんと言われるかもしれませんが、お客さんにたくさん来てもらわないと商売になりません。それも、一時的なバズではなく長期的に。その結果としての収益なのです。
末長くアクセスを集められるサイトは、いかにして作ればよいのか。抑えておくべきノウハウが詰まった本です。
少し専門的な要素も入りますので、多少経験を積んでから読んでみるといいと思います。
まずは書くことが大切
本を紹介してきて、最後にこんなことを書くのもどうかと思いますが、色々と本で情報を得る前に、とにかく記事を書いてみることが大切です。
どうせ最初は誰も読みませんから、どんな話題でもいいので記事を書いてみるのです。
多少でも記事を書く経験をした上で、紹介した本を読んでみましょう。知識ゼロで読むのと比較して、内容の理解に大きな違いがあるはず。
ブログの利点は、後でいくらでも修正したり、削除したりできること。後から読み返して、これはヤバいと感じたら、すぐ修正すればいいのです。
まだ自分も未熟者ですが、ブログでもっとも大切なことと思うのが「とにかく書く」こと。下手な文章でもいいので、これが大事なのです。変だったら後で修正すればよいと考えて、とにかく書いてみましょう。書いていけばだんだんと上達します。
まとめ
自分もまだまだ初心者ではありますが、初心者がブログ執筆に取り掛かる際に役立つ本を紹介しました。
まずは1、2、3を読み、ある程度ブログに慣れたら、4を読んでみるといいでしょう。
どの本にも共通的に書かれているのは、読者の役に立つ記事を書きなさいということ。
では役に立つとはどういうこと?もちろんノウハウ的なこともそうですが、商品のレヴューや体験記、旅行記など自分の経験をもとにした記事だって、それを知りたい人がいれば役に立つ記事です。
あらゆる情報はすでにネット上にあります。一般的なノウハウなどは、すでに権威性のあるサイトが上位に固定され、記事を書いても読まれることはほぼないでしょう。
これから情報発信するのなら、自分の経験に基づいた独自性のある記事であることがキーになります。仕事で得た知識や、大好きな趣味のことなどは、独自性のある良いコンテンツになり得ます。
ネット上でナンバーワンを目指すには、まずオンリーワンでなければならないのです。