中国地方には、大山と蒜山にまたがって国定公園が広がっています。緑豊かな高原で、酪農も盛んです。
今回は岡山県真庭市にある蒜山高原でキャンプをしてきました。休暇村が運営する蒜山高原キャンプ場です。休暇村の運営だけあって、高規格の綺麗なキャンプ場でした。ファミリーキャンプにオススメです。
蒜山高原キャンプ場をレポートします。
キャンプ場の概要
真夏に一泊二日しました
キャンプしてきたのは、お盆休み中です。夏真っ盛りの時期で、かなり暑い時期です。テントを設営するだけでも、ヤバいことになります。
やはり夏は高原でしょう。蒜山高原キャンプ場は、標高600mに位置しています。キャンプ場内には、木もそこここに生えていますので、木陰ができて涼しく過ごせます。
車が横付けできるオートサイトのほか、常設のテントサイト、車の入れない区画サイトがあります。奥の方のオートサイトは牧場に面しており、広々とした景色が楽しめます。
お風呂は休暇村の大浴場が利用可能です。天然ラドンの温泉です。コインシャワーじゃなくて、温泉があるってポイント高いですよね。ただし、休暇村とキャンプ場は少し離れた場所にあり、車で5分ほどの距離にあります。
管理棟では様々なキャンプ道具のレンタルや販売があります。バーベキュー用の網を忘れたので、購入させていただきました。もちろん薪や炭も売ってます。
電源付きオートサイト:3,600円
オートサイト:3,090円
持ち込み区画サイト:1,030円
ロッジ型常設テント:4,110円
オートサイト常設テント:7,000円
4月1日から11月30日
チェックイン:13:00〜20:00
チェックアウト:11:00
いざ蒜山高原キャンプ場へ
では実際にキャンプした様子をレポートしましょう。一泊二日でキャンプしてきました。
まず道の駅へ行こう
蒜山インター降りてすぐのところにある道の駅風の家です。キャンプ場に行く前に、是非こちらで食材を調達していきましょう。地元の採れたての野菜が販売されています。ちょうど行った時は、とうもろこしが旬でした。かなり甘くて美味しかったです。帰りもとうもろこし目当てに寄ったのですが、すでに売り切れでした。かなり人気のようです。
蒜山といえは、蒜山焼そばです。B-1グランプリでグランプリを受賞したこともあるB級グルメの王者です。こんな感じで売られていましたので、お昼ご飯用に買ってみました。美味しかったですよ。
ちょうど薪も販売しており、ここで購入しました。キャンプ場で購入するより、ここで買った方が安いです。
まずは受付へ
管理棟の横に駐車場がありますので、そこに車を置いて受付の手続きを行ないました。料金を支払うのと、注意事項の説明を聞きます。これはどこのキャンプ場でも同じですね。
青々とした芝生のサイト
管理棟の前から青々とした芝生が広がっており、清々しい気分になります。トンボがたくさん浮遊しており、これなら蚊が少ないかもしれませんね。
指定されたサイトは3番でした。写真では分かりづらいかもですが、まだ奥行きがありますので、大形テントにタープも張れるくらいの広さです。駐車スペースもかなり確保されています。お隣はシボレーアストロでキャンピングカーを牽引する、ビッグなアメリカンスタイルでしたが、特にスペース的な問題は無さそうでした。
サクッと設営します。ペグの刺さりは硬くもなく柔らかくもなくいい感じでした。
設営を終えてまったり座っていると、高原の気持ちのいい風が顔を撫でていきます。
ちょっとキャンプ場を散歩してみましょう。
トイレはあちこちにあり、きれいでした。
フリーのサイトですね。
常設のロッジ型テントです。
オシャレなテント。グランピングみたいです。
キャンプ場の中にはこんな池もあります。
奥の牧場に面したサイトが空いていたので、景色を撮影しました。牧場の草原と山と、いい景色ですね。ここあたりのサイトが良かったですが、予約したのが遅かったですね。ただ、ちょっと虫が多い気がしました。
帰りに車のを止めて写真を撮ってみました。やはりランドクルーザープラドは、キャンプ場で絵になりますね。
夜はバーベキュー、お風呂そして焚き火
我が家の晩ご飯はバーベキューが定番です。家じゃ炭火のバーベキューなんてできないですし。しかし、毎回だとさすがに飽きたので、違ったキャンプ料理に挑戦したいですね。
我が家のバーベキューは、このキャプテンスタッグの七輪です。
実は7時半にお風呂を予約していました。現在は蜜を避けるため、お風呂の時間は事前に選択するようになっています。ちょうどこの時間があいていましたので、急いでご飯を食べます。
お風呂は休暇村の温泉です。結構離れているので、車で向かいます。キャンプで温泉にゆったり浸かれるって最高ですよね。お風呂から上がったら、エアコンの効いた涼しいロビーで少しまったりします。
お風呂に入れる時間
15:00〜21:00(受付は20:00まで)
料金
大人:500円
子供(4才〜小学生):300円
サイトに戻って焚き火をしましょう。火を眺めるってやっぱりいいですよね。キャンプに焚き火は付き物です。
焚き火をしていると、何だか枝が動いています。ナナフシ!昆虫館じゃなく、自然の環境の中で初めて見たかもしれません。近くの木を見ると、ナナフシが数匹登っていました。ナナフシってどんくさいんですね。結構木から落ちて、再度木登りに挑戦するのです。子供も喜んでいましたね。奥さんは気持ち悪がってましたが。
このキャンプからコールマンのガソリンランタン286Aを導入しました。サイトが明るくなります。ツーマントルやノーススターじゃないので、めちゃくちゃ明るいという訳ではありません。ファミリーでは必要十分です。ゴォーという音もいいですね。
ゴミ捨てをして撤収
ゴミはキャンプ場で捨てられます。受付のある管理棟の隣の建物で、ゴミを収集していました。分別は必要です。もちろん灰も捨てられます。
さあ、キャンプもお終い。テントを畳んで車に積み込みます。
バッタが重なっています。
自然豊かな蒜山高原。高原なので、涼しいです。それにこの綺麗なキャンプ場。楽しいキャンプでした。
オススメの立ち寄りスポット
キャンプが終了して、そのまま家路に着くのはもったいない。蒜山高原は見どころがいっぱいです。
鬼女台展望台
蒜山と大山の両方を眺めることができる贅沢な展望台です。ここはオススメです。
駐車場には売店やトイレもあります。ちょっと小さいので、あまり台数は止められません。紅葉シーズンはかなり混雑して、駐車待ちの列ができるようです。
お盆時期に行きましたが、それなりに人はいるもののすぐに駐車できました。
駐車場からも眺めはいいですが、せっかくなので奥まで行ってみましょう。駐車場入り口の左手に階段があるので、そこを昇っていきます。すると、鬼女台の山頂?があります。ここも眺めがいいですね。
さらに奥へ行くと、やぐらのようなものがあります。ここも展望台で、大山や蒜山など360°の景色が楽しめます。駐車場から歩いて5分くらいの距離です。
蒜山ジャージーランド
蒜山といえばここですね。ジャージー乳のソフトクリームが美味しいです。中でもヨーグルトがオススメです。一見普通のヨーグルトみたいですが、スイーツのような感じがあり、デザート感覚で食べられます。めちゃくちゃうまいです。
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まとめ
以上蒜山キャンプ場をレポートしました。休暇村の運営とあってかなり綺麗に整備されたキャンプ場でした。ファミリーキャンプにもってこいです。設備面でも困ることはないでしょう。
なんと言っても蒜山高原という環境がいいですよね。高原で気持ちがいいですし、避暑地として有名なことから、周りにも遊べるスポットがたくさんあります。
広島から中国自動車道を走行して向かいましたが、大阪方面からでも同じく中国自動車道で2時間くらいです。関西方面の方にもオススメです。
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