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コロナが感染拡大中 インド料理店は大丈夫なのか 衛生面から心配されそうなので応援したい!

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先日お昼休憩中にインド料理店へ行ってきました。会社の近所にあり、しょっちゅう行くお店です。結構おいしくて、タイミングを逃すともう席が空いてないくらいの人気店です。

いつもは満席の店内。近頃は様子が違います。明らかにガラガラなのです。3名ほどインドの方(ネパールの方?)が働いていますが、心配そうな顔をしておられました。

新型肺炎の影響なのかもしれません。どの外食産業もかなり厳しい状況であるとニュースで耳にします。東京都では夜のお店には行くなと知事自ら発信されています。

逆にテイクアウトは盛況なようです。中食と言われるスーパーの総菜も盛況であり、食品トレーの会社の人に状況を聞く機会があったのですが、通常時に比べてかなり注文が増えている様子でした。工場も増産体制に入っているようです。自動車は工場を停止しているような状況ですが、すべての会社がダメというわけではなく、こういう機会がチャンスとなる会社もあるのですね。世の中何が起こるか分かりません。

よく行くインド料理店にもテイクアウトはあるのですが、普段からあまり利用している人は見たことがなく、基本的にはお店で食べる人がほとんどです。

ガラガラの状態が続くと、お店の経営が立ちいかなくなってしまいかねません。インド料理店が大変心配になりましたので、この記事のなかでインド料理について色々考察してみたいと思いますし、そして応援させていただきます。

 

 

大好きなインド料理

 

個人的に好きな料理の第一位はカレーです。ラーメンも大好きですが、よくよく考えてみると麺を食べるよりは、残ったスープとごはんを一緒に食べる方が好きだったりします。カップラーメンにもそんな商品がありますよね。汁とごはんの組み合わせは最強なのではないでしょうか。

いや、汁と炭水化物の組み合わせが最強なのでしょう。パンとスープもいいですし、やはり中でもカレーとナンの組み合わせが絶対王者ではないでしょうか。

スパイスは奥が深いですね。よく数十種類のスパイスというような広告を見ますが、インドの家庭で普段使われるスパイスは、そこまで多くないようです。クミン、コリアンダー、ターメリック、唐辛子があればカレー味になります。そこにさらにいくつかのスパイスを足すことで、深い風味となります。クローブ、シナモン、カルダモンなんかが代表的ですね。それらは、ガラムマサラを構成する主なスパイスです。

だいたいのスパイスは、スーパーで売ってますね。また、スーパーで売ってるスパイスって少し割高ですが、通販だと袋入りのものが比較的安く手に入ります。

結構簡単にそれなりの味で作れてしまいますので、家で作ってみるのもおすすめです。自分でスパイスを色々と組み合わせて作るのも楽しいです。

 

手で食べるので、心配されそう

 

感染が拡大し、非常事態宣言まで発令されました。そんな状況の中、外食産業でもインド料理が特に心配です。基本的に料理は箸やスプーンなどのカラトリーを用いて口に運びますが、インド料理はナンを手でちぎってカレーにつけて食します。食べ物に直接手で触れることになります。こうした点を不安に感じる人も多いのではないでしょうか。

確かに最近はどこに行ってもアルコール消毒が置いてあります。手洗いうがいも頻繁に行なうよう様々なところで言われています。菌やウイルスは手を介して体内に入ることが多いようですので、手を常に清潔にすることで感染を防ぐ一助になります。

家に帰ったらまずは手洗いをしますが、外食では食事前というのにあまり手を洗うことって少ないですよね。お手拭きなどで手をふきますが、あれでウイルスが落ちるとも思えません。お手拭きについたウイルスが、口をふいた際にそこから体に入ってくるかもしれません。インド料理は手にナンに塗られたバターや、カレーがどうしても手につきますので、同じお手拭きで何度も指先を拭うことになります。

個人的にはあまり気にはならないのですが、昨今の感染の状況から手を使うインド料理に対する不安が多くの人に感じられることは否定できないことだと思います。

 

インド料理店はネパール料理店?

 

大きなナンを手でちぎって食べるインド料理。少し話を変えて、その成り立ちについて少し触れたいと思います。

実は本場のインド人は、ほとんどナンを食べません。チャパティという小麦粉を平べったく延ばして、フライパンで焼いたものがメインです。ナンは晴れの日の食べ物で、日本の赤飯のような立ち位置のようです。日本でも、うちは毎日赤飯っていう家って無いですよね。

それに地域によっても違いがあります。上記のようなチャパティを食べるのは、インドの北の方の地域です。南になるとお米がメインになります。インドは国土が広いですから、食文化に違いがあって当然ですね。

お米は当然日本のお米とは違う種類のものです。日本のお米はジャポニカ米といってもちもちした食感が特徴ですが、インドでは長細くパラパラした感じのインディカ米が食べられています。中でも独特の香りがするバスマティライスが有名ですね。個人的に美味しいインド料理屋の基準において、このバスマティライスを出すかどうかも重要な要素です。固く炊いたりと工夫してはいますが、日本米が出てくると少し残念な気持ちになります。

カレー自体も北の方は、ヨーグルトなど乳製品を用いてドロッとした感じに、南はサラサラとしたカレーで、ココナッツミルクが多用されます。ひと昔前はインド料理というと北部のカレーでしたが、最近は南インド料理を提供するお店が増えてきました。

さらに南に行くとスリランカです。ここにも独自のカレー文化が発展しており、特徴としてはモルディブフィッシュという魚の出汁を使用することです。日本は出汁の文化ですので、日本人にもっとも合うカレーは、スリランカカレーなのかもしれません。スリランカカレーのお店も結構増えましたね。色んなカレーや付け合わせが一つのお皿に盛られて、ぐちゃぐちゃ混ぜながら食べるセイロンプレートが特徴的です。これもめちゃくちゃ美味いですよね。

このように我々日本人がイメージするインド料理って大きなナンをカレーにつけて食べる料理ですが、そのような料理はインドの一般的なスタイルではありません。ではなぜ、このようなスタイルが日本における一般的なインド料理のスタイルとなったのでしょうか。

日本人が好きなカレーって、牛肉やじゃがいもが入ったいわゆる欧風カレーですね。昔ながらのカレーです。小麦粉を使ってとろみを出します。このようなカレーは、明治時代にイギリスから伝わりました。

インドはかつてイギリスの植民地でした。東インド会社って学校で習いましたね。イギリスはインドからスパイスが多く輸入され、たくさんのインド人もイギリスに移り住みました。

そのインド人たちがインド料理店を開くのですが、ヨーロッパ人向けにパンに近いナンで食べるスタイルが取り入れられました。このイギリス型のインド料理が、日本にも伝わったのです。欧風カレーだけでなく、日本でよくあるスタイルのインド料理も、実はヨーロッパ経由で日本にやって来たんですね。

そのようなインド料理店。実は大半がインネパ店なのです。一体どういうことでしょうか。インネパ店ってなんでしょうか。

インネパ店とは、インド人ではなくネパール人が経営するインド料理店のことです。インド料理店に行くと、たいてい現地の方が料理や接客をされています。ほとんどの日本人は、インドから来られた方と思っているのではないでしょうか。自分もずっとインド人だと思っていました。もちろん実際にインド人が経営する店舗もたくさんあります。ただ、結構な割合でネパールの方が多いようです。

ヨーロッパからインド料理が伝わる際、人件費が安いといった理由からネパール人が採用されました。ネパールはインドの北に位置します。ヨーロッパのインド料理は、ナンなど北インドの料理に近いものです。ネパールの方にとって、地元の料理に近いというのもあったのでしょう。

それにインド料理にそれほどこだわりがないというのも理由の一つのようです。そもそもヨーロッパのスタイルのインド料理は、ヨーロッパ人に合わせたもので、本場のものではありません。外国人が作るちょっと変な日本料理に対して、なんらかの軽い苛立ちのような感情を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。インド人にとってもヨーロッパの変なインド料理には抵抗を感じることでしょう。

ネパール人にとっては、そんなこと関係ありません。なのでチーズナンやほうれん草ナンなど、本場のインドでは絶対食べないであろうインド料理がどんどん生み出されるのです。ヨーロッパで創作されたスタイルのインド料理は、日本に入ってさらに独自の進化を遂げました。はちみつナンやチョコレートナンなんていうのも見たことがあります。

そうしたヨーロッパスタイルのインド料理は、日本人にも大いに受けて、どんどん日本中に広まりました。どんな地方にいっても、必ずといっていいほどありますね。あっ、こんなところにも!というような場所にガネーシャの絵があったりします。

そしてインド料理店で働くために来日したネパール人がある程度修行すると、独立して自分のお店を開きます。それによりさらにインネパ店が増えていきました。

上にも書いたように、南インド料理店やスリランカ料理店などより本格的なインド料理店が増えてきました。日本にいながら現地の気分が味わえますし、日本人にもスパイスが以前にも増して受け入れられてきたこともあって、人気が高まっているようです。

そんな中でも従来の大きなナンを手でちぎって食べるインド料理も一つのジャンルとして人気を保っていますし、個人的にも無数にあるカレーの1つの形として大好きなのです。

 

インド料理はウイルス対策になる?

 

一時期、人口の大きさからするとインドは比較的感染者数や死者数が少ないことから、スパイスがウイルス対策になるのではと話題になりました。確かにクローブやターメリック、ファンネルなど、スパイスの中には漢方薬としても使用されるものがあります。そのような薬としてのスパイスを日常的に摂取していることから、ウイルスに対して強い体となっているのではと考えられたのです。

確かにそうした効果がまったく無いとは言えないでしょうが、それならカレーをたくさん食べれば感染しないかというとそんなことはないでしょう。あくまでも科学的な根拠のないうわさレベルの話でしかありません。

インドが比較的感染を抑えられたのは、モディ首相が早い段階からロックダウンなど、強い権限で感染を封じ込めようとしたことが大きいのではないでしょうか。

 

とは言えウイルス対策にはならないにしても、カレーを日常的によく食べるということは、スパイスを定期的に摂取するということですので、健康のためにもいいことだと思います。

 

手を洗ってインド料理店に行こう!

 

近頃はマスク着用や手洗いをしっかり行なうよう励行されています。会社の入り口にアルコール消毒を置いていない企業は無いと言ってもいいでしょう。営業でお客さんの企業に行っても、必ずといっていいくらい入り口のアルコールで消毒するよう掲示されています。

上で見てきたように、本場のインドでは無かったヨーロッパスタイルのインド料理が日本中に増えて、ほとんどの日本人はインド料理というと大きなナンを想像します。ただ、手で食べるというインドの伝統的な食べ方については、そのスタイルが取り入れられています。ナイフやフォークでナンを食べたりしないですよね。

インドでは、最近はスプーンなどを使うことが多いようですが、何でも手で食べるのが伝統的です。ライスであっても手でカレーと混ぜて食べます。日本だとさすがにライスはスプーンを使いますが、ナンはもちろん手で食べます。

よくよく考えてみると、もともとナンはパンに近いものとしてヨーロッパで受けたのです。そう、パンは手で食べますよね。日本でもおにぎりは手で食べます。フランス料理だってナイフやフォークを思い浮かべますが、パンは手で食べるのです。ポテトだって手で食べますし、フライドチキンをはしやフォークで食べるでしょうか。みんな手を洗ってから食べます。手で食べるのはなにもインド料理だけではないのです。

お昼の時間がやってきました。さてランチはどこに行こうか。定食もいいし、ラーメンもいいな。いや、今日はカレー気分だ。しかもスパイス感豊かなカレーが食べたいな。そうだ!インド料理屋に行こう!今日のランチはインド料理だ!

いや、まてよ。ウイルスが流行ってるし、手で食べるのもなんだかなー。手がカレー臭くなるし。あっこいつお昼カレーだったなって周りに思われるかも。

手を洗え!手を洗えばオールOK。よしトイレで手を洗ってからインド料理屋へ行こう!

 

まとめ

 

緊急事態宣言が発令され、テレワークの方も増えたのではないでしょうか。テレワーク環境が整っていなかったり、そもそもテレワークに馴染まない仕事など、これまで通りオフィスに出勤されている方もいらっしゃるでしょう。みなさんお昼はどうされるのでしょうか。普段外に食べに行っていても、お弁当持参やコンビニ弁当に切り替える方も多いのではないでしょうか。

飲食店は密閉した空間ですので、クラスターとなってしまう場合もあるようです。上記の文章はインド料理店を応援するために書かせていただきましたが、インド料理店だけではなくあらゆる飲食店が厳しい状況にあります。

好きな飲食店を応援するために、食べに行ってあげたいと思いますが、それが感染を広める原因となってしまいかねません。なかなか難しい状況です。ただ、今は今後の復活をより早く確実なものとするためにも、感染の拡大防止に一人一人が協力する時期です。

テイクアウトをしているお店であれは、是非どんどん利用して助け合いましょう。

感染が終息してきたあかつきには、是非これまで以上に馴染みのお店に顔を出して応援したいですね。