住のもの (すのもの)

地方都市でマイホームを購入し、家族の幸せを追い求めるブログ

子供の誕生はマイホームを検討するべきタイミングなのか考えてみる

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新築マンションに入居すると、結構同世代が多いことに気が付きます。皆さん小さな子供を抱っこしています。入居してからしばらくして分かったのですが、隣の部屋と下の部屋の子供はなんと同じ保育園に通っており、しかも同じクラスの子も何人か入居しているようです。保育園から近い距離にできた新築マンションであり、同じ保育園に通う子がいるのは分かるのですが、同じクラスの子が何人かいてびっくりでした。

このことからどの家庭も家を買おうと思うタイミングって、子供が生まれたことがきっかけになっているのかなと感じました。確かに我が家も子供が生まれたのと、ちょうどいい立地にマンションの建設が始まったことからマイホームの購入を本気で考え始めました。

では、子供が生まれたタイミングってマイホームを買うタイミングなのでしょうか。そんなことを考えてみたいと思います。

 

 

 

子供が生まれると、家を買いたい症候群に襲われる

新しい家族が増えると、途端に家が手狭に感じられてきます。もちろんまだ赤ちゃんですので、専用の部屋が必要な訳ではありません。寝るときはもちろん同じ部屋ですし、普段過ごすのもみんな一緒にリビングです。

子供が思春期を迎えるくらいまでは、こんな部屋の使い方でしょうから、当分はこれまで住んでいた部屋の広さで十分なはずです。

結婚を機に2DKの部屋に引っ越したのですが、それから子供が生まれて、気付いたらマンションを購入してしまっていました。子供が生まれるということは、自分自身の人生の転機であり、その転機を経験すると家を持たなければという感覚に襲われるのかもしれません。

また将来のことを考えると、今住んでいる家より部屋数の多い家に住む必要がありそうです。2人くらい子供が欲しいなと思った時、それぞれに個室を与えるとなると最低3部屋は必要になるななんて考えました。

そんなこんなで家を買いたい症候群に襲われるのです。

 

子供が出来たらマイホームを買うべき?

ではそんな時に買うべきなのでしょうか。新築のマンションに入居してまず感じたことが、小さい子のいる家庭が多いということです。やはり家族が出来たタイミングで家を購入している家庭が多いということでしょう。

家を買うということは、多額の住宅ローンを抱えることになりますし、移動する自由も失われます。大きなリスクを持つことになります。

賃貸であれば、家賃の支払いだけでいいのですが、持ち家となるとローン返済や固定資産税など住居費の支払いが大きくなります。マンションだと管理費や修繕積立金、駐車場代などが毎月発生します。

家を買った立場でこう言うのもなんですが、急いで買う必要はないと思います。

 

条件が合わなければ、無理をして買わなくても良い

サラリーマンであれば、転勤となるかもしれませんし、将来何があるか分かりません。夫婦二人のそれほど広くない賃貸住宅でも、子供が小さい時であればそれで十分なはずです。目が行き届きやすいので、逆にあまり広くない方がいいということもあるかもしれません。

それに賃貸であれば、必要に迫られた際により広い部屋に引っ越すことも可能です。子供が小さい間は、あえて狭くて家賃の安い家を選んで浮いたお金を貯蓄に回し、なるべく住居費を抑えることも可能でしょう。また、職場に近い都市の中心部に近い物件は販売価格がかなり高くなり、なかなか手が出ません。それでも賃貸であれば、まだ借りられる家賃かもしれません。賃貸だと色々選択の自由がありますが、家を買ってしまうとなかなか引っ越したくてもできない状況となってしまい、色々な選択肢を放棄してしまうことになります。

急いで探すのではなく、例えば実家の近くや、それなりに資産価値が維持できそうな良い条件の物件が出てくるまで待つのも手だと思います。

家を買うのは人生で一番大きい買い物でしょう。理想の物件に出会うまで、子供が出来たからといって焦って買う必要は無いと思います。

 

あくまでも資産価値を重視して家を選ぼう

上でも書きましたように、将来何があるか分かりません。購入した当初は売ることなんて考えていなくても、家の売却を検討せざる得ない状況に陥ってしまう可能性も全くないとは言い切れません。

そういう時に備えて、家はなるべく将来の資産価値を考慮した上で購入するべきだと考えます。価値がないよりはあった方が何かと安心です。

不動産の価値は立地がほとんどだと言われます。地方の都市であっても、人口が減り続けている都市と少しずつでも増加するか維持する都市があります。今後人口減少が予想されますので、コンパクトシティ化などでより中心部に人口が集まるようになりそうです。不動産の価格はその地域の需要によりますので、不動産を買っていい地域と買わない方がよい地域の2極化が進みそうです。

また、都市の中でも交通の便によって不動産価格は大きく左右します。やはり鉄道の駅の近くの方が資産価値は高く、バス便しかないような都市の中心部から離れた場所だと、価値を維持しにくいでしょう。それに駅からの距離が離れるほど、物件の価格は下がっていきます。もし賃貸で貸し出すにしても、駅近物件の方がより有利な家賃で貸し出すことができるでしょう。

 

まとめ

いざ新築マンションに入居してみると同世代の子育て家族がたくさん入居していました。みんな家を買うタイミングって似通ってくるのかなというようなことを思ったので、今回の記事を書いてみることにしました。子供が生まれたタイミングは家を購入するタイミングなのでしょうか。

自分の考えは、そんなに急いで買わなくてもよい、です。自分自身も子供が生まれた時に、家の購入を考え始めたたちです。もちろん新しい家には満足しているのですが、色々自由がきかなくなるという点で不安に思ったりもします。

今は夫婦共働きですが、もし奥さんが仕事を辞めるようなことがあると、ローン返済や管理費等の支払いが大変になります。賃貸であれば、より安い家賃の家に変わることも可能です。

さて、買って良かったのかそうでなかったのか、どんな結論が待っているのでしょうか。