住のもの (すのもの)

地方都市でマイホームを購入し、家族の幸せを追い求めるブログ

マンションの駐車場 タイプ別のメリットとデメリットを調べる。機械式ってどうなの?

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地方都市の生活には車の所有が付き物です。私は広島市内の在住ですが、八丁堀や紙屋町といった市の中心部以外は、どこに行くにも大抵車に乗って出かけます。小さい子供がいる場合、色々荷物が増えたりしますので、電車より車移動が便利であるということもあります。週末のイオンやゆめタウンへの買い物は、ほとんどの店舗が大きな駐車場を備えているということもあり、ほぼ車で行きます。広電やバスなど公共交通機関も結構発展していますが、広島は車社会であると言えると思います。

そんな訳で地方都市でマンションを購入する際には、駐車場にも注目する必要あります。マンションによって敷地の条件が違いますので、付属する駐車場もそれに合わせてタイプが変わってきます。駐車場のタイプと、それぞれのメリットとデメリットについて調べたことをまとめたいと思います。

機械式駐車場は狭い敷地でも台数を確保できるといった販売する側のメリットやデメリットは、使用者にとっては関係ないことだと思います。マンションを購入して実際に利用する利用者の目線でメリットとデメリットを書いていきます。

 

 

 

駐車場のタイプ

駐車場には3つのタイプがあります。平面駐車場、自走式駐車場、機械式駐車場の3つです。それぞれマンションの敷地の広さに合わせて選択されます。以下それぞれのタイプについて説明していきます。

 

平面駐車場

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地面をアスファルトで舗装し、ラインを引いて設置する駐車場です。ロードサイドのお店などで良くあるタイプです。台数分の敷地面積が必要ですので、敷地が広くないと設置ができません。平面駐車場のみで戸数分確保しているマンションは希少なのではないでしょうか。

 

平面駐車場のメリット

まず一般的な駐車場ですので、駐車しやすいです。車で出かけるときも、パッと乗って出かけられます。

また、都市部で平面駐車場のマンションは希少ですので、将来の資産価値も維持しやすいのではと思います。

アスファルトにラインを引いただけですので、メンテナンスといえばラインが見えにくくなってきたときに引き直したり、車止めが損傷したときに直したりといったことぐらいでしょうか。分譲マンションは所有する人共同でメンテナンスを行いますので、メンテにお金がかからないことも将来的なメリットです。

 

平面駐車場のデメリット

屋根がないことが多いです。よって雨の日は車が汚れたり、建物まで少し濡れることになります。

またイタズラや車上荒らし等の被害に遭う可能性が、他のタイプに比べて高くなります。

あと毎月の駐車料金も高めに設定されることが多いようです。

大雨で水害が発生すると、すべての車がやられてしまいます。

 

自走式駐車場

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よく大型のスーパー等にあるような自走式の立体駐車場です。2階建てや3階建てが多いのではないでしょうか。平面に比べて層がある分同じ敷地面積で多くの台数を収容することができます。

 

自走式駐車場のメリット

層になっている以外は平面と同じですので、駐車もしやすいですし、すぐ車に乗って出発できます。

屋上に止める場合はメリットになりませんが、1階や2階にとめる場合は屋根付きになります。

2階や3階になれば水害の被害から免れる可能性が高くなります。

 

自走式駐車場のデメリット

屋上を選ぶと屋根がないばかりか、毎回階段を昇り降りする必要があります。そのため駐車場代も1階が高く設定され、屋上は安くなります。

スロープなどの通路で対向車が来た場合、少し狭く感じることがありそうです。

 

機械式駐車場

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都市部のマンションでは一番多いのではないでしょうか。都市部だと敷地面積が限られますので、機械式によって必要な台数を確保します。上の写真のように屋外に設置される場合もあれば、建物内の1階のスペースに設けられることもあります。

上の写真のような形状以外にも、タワー型のものがあります。

 

機械式駐車場のメリット

駐車場代が安めに設定されることが多いようです。

上の写真のように自動車それぞれパレットに乗って上下しますので、イタズラ等がされにくいです。

 

機械式駐車場のデメリット

パレットが出てくるまで待つ必要がありますので、パッと出発することができません。他の住人と重なると待たなければなりません。多くの家族が同じ時間に重なると、渋滞になったりします。

また、狭いパレットに入れますので、平面や自走式に比べて駐車が難しくなります。車の大きさにも制限がありますので、それを超えるようなサイズの車を所有する場合は外部の駐車場を賃貸しなければなりません。

機械ですので、必ずメンテナンスや取り換えが発生します。耐用年数は10~20年と言われており、取り換え費用は結構高額になるようです。駐車場は共用部であり、そうした費用はマンション住人の負担となります。修繕積立金が足りない場合は、一時的に大きな金額の負担が発生するかもしれません。

 

まとめ

以上マンションの駐車場によくある3タイプについてメリットとデメリットをまとめました。地方のマンション購入者にとっては、結構重要な問題なのではないでしょうか。

週末しか車を使わない場合は機械式でも特に問題無いかもしれませんが、通勤等で使用する場合、朝は混み合うことでしょうから機械式はストレスに感じることがあるかもしれません。

ご自身の車の使い方にあったマンションを検討してください。