一軒家に住んでいると、1日に何回も階段の昇り降りをすると思いますが、マンションだとそうはいきません。マンションに住み始めてからというもの、階段を使うことがほとんど無くなりました。部屋はフラットですし、自分の部屋があるフロアまではエレベーターで昇ります。
一軒家と比較して、マンション生活は運動不足に陥りやすいのではないのでしょうか。
そんなマンション生活者にお勧めの運動法です。
どんな運動?
電動自転車で通勤するだけです。ただ、電動自転車はその名の通り電動で漕ぐ力をアシストしてくれる楽を目的とした自転車です。
しかし、使い方によっては運動マシンになります。電動自転車ならではの特性を利用します。
我が家の電動自転車
子供が保育園に通い始めるのを機に、送り迎えのために購入しました。近所のイオンバイクで5%オフの日に購入。パナソニックのギュット・ミニです。前のハンドル部分に子供乗せがついたタイプです。(2019年モデルでは、ギュット・クルームとなったようです。子供用シートが改良されたみたいです。)
初めて電動自転車というものを購入したのですが、漕ぎだしの軽さに感動しました。前に子供を乗せますので、安定するかな?と感じたのですが、実際に乗せてみると何の問題もなく快適に走行できます。良くできた自転車です。
ただ、トップスピードはあまり出ません。まあ、送り迎えと買い物を目的とした自転車ですので、そこはしょうがないです。(電動のアシストは時速25kmで0になるようです。)
また、安定感を出すためホイールベースが長く、それにより全長も普通の自転車より長くなっています。駐輪場で少しお尻がはみ出します。
実は今は送り迎えに使っておらず、ほぼ通勤専用です。家から歩いて行ける距離の保育園に入れたため、歩いて通っています。子供を保育園に預けたあとマンションの駐輪場に戻ってきます。そこから電動自転車通勤のスタートです。
電動自転車のモード
3つのモードが搭載されています。パワーモード、オートマティックモード、ロング(エコ)モードです。
パワーモードはその名の通り、強いアシストが走行中ずっと続きます。坂道や重い荷物の積載時に使用します。
オートマティックモードは、普段使用するモードです。走行状況により自動的にアシスト力が変化するようです。漕ぎ出し時や坂道では強アシストとなり、平地を巡航中は中アシストになったりと、自動的に力を変化させバッテリーを節約してくれます。
ロングモードもオートマティックモードと同様にアシスト力を自動で変化させてくれますが、アシスト力が1段階オートマティックモードより弱くなります。オートマティックモードが漕ぎ出し時など強になる時、ロングモードだと中になります。巡航中は小アシストです。
自転車通勤は運動も兼ねていますので、朝はロングモードで通勤しています。漕ぎ出しはロングモードであっても軽いのですが、巡航中は小アシストということもあり、そこそこ重たくなります。適度な運動といった感じです。
さらに究極のモードが!
実はもう一つのモードがあります。泣く子も黙るアシストなしです。
夜会社を出発して駐輪場に向かいます。暗いので当然ライトを点灯します。普通に電源を入れると、センサーによりライトが自動点灯し、上記アシスト3モードのうち直近で選択していたモードになります。
究極のモードであるアシストなしは、電源ボタンを押さずにライト点灯ボタンのみ押下します。するとアシストなしの表示が出て、ライトだけ点灯します。
電動自転車のアシストなしと、もともと電動ではない通常の自転車とは全くの別物です。電動自転車はアシストを前提に作られており、アシストなしだとアシスト用の機械の抵抗と、自転車自体の重さ(30kg以上あります)がかかり、ジムのエアロバイクで負荷を重めにしたような状態になります。
動き出すとちょっとは軽くなるのですが、漕ぎ出しが特にやばいです。
帰宅時は電動自転車で運動。疲れた日はアシストオン。
アシストなしで帰宅します。家と職場はだいたい4kmほどです。100mも走行すると、はあはあいいます。ちょっとした坂道もかなりの重労働です。
家に着くと足がパンパンです。最初の方は筋肉痛になったりしました。最近は慣れてきて、筋肉痛になることはなくなってきました。
毎日は辛いので、めんどくさい日はアシストをオンです。オートマティックモードにすると、楽々帰宅できます。疲れた日は楽できる。こんなところも電動自転車がお勧めな理由です。(普通は楽するのが目的なのですが)
まとめ
電動自転車で運動する方法をご紹介しましたが、アシストなしはかなり重たいです。青信号で漕ぎ出すときなど、誤って転倒する恐れがあります。交通状況によっては危険がともないますので、まずは広い安全な場所で試してみてください。
この方法に限らず仕事終わりに運動すると、気分がリフレッシュできていいものです。運動不足もそうですが、ストレスが溜まっている方も帰宅時に何かしら工夫して運動してみることをお勧めします。
後記
そこそこ運動になるロングモード。そのロングモードでどれだけ走れるのか検証してみました。