住のもの (すのもの)

地方都市でマイホームを購入し、家族の幸せを追い求めるブログ

モデルルーム巡り。マンションのモデルルームには夢があった!そう、、夢が、、。

f:id:mister19:20190128014549j:plain

マンションを決めるにあたり、何軒かモデルルーム見学に行きました。実際に見てきた体験をもとに、モデルルームってどんなところか紹介してみたいと思います。

 

 

棟外モデルルームと棟内モデルルーム

 

棟外モデルルーム

新築マンションの場合、ほとんど最初は棟外モデルルームです。マンションは竣工する前から販売しますので、実物を見ることができません。そこでマンション建設現場の近所や敷地内の後々駐車場になるスペースにモデルルームが設けられます。プレハブのものを建設したり、ビルの一室を賃貸して設置されています。 

何件かモデルルームを訪問しましたが、だいたいこんな作りでした。まず1階に受付と商談ブース、イメージビデオを見たりするイベントスペース、建物のミニチュアが置かれたスペースなどがあり、2階がモデルルームとなっています。

購入したマンションは、イベントスペースでビデオを見た後、ミニチュアが置かれた部屋へ進み、その部屋を出ると階段があり、それを上がってモデルルームを見学し、商談ブースへ戻ってくるといった一連の動線ができていました。

 

棟内モデルルーム

残念ながら竣工までに完売しなかった物件の場合、棟内モデルルームといってマンションの売れ残りの部屋をモデルルームにしてしまいます。モデルルームが敷地内の駐車場スペースに設置されている場合は、竣工と同時に撤去する必要がありますし、ビルを間借りしている場合は賃料がかかってしまいます。

マンションを検討する中で、棟内モデルルームも見学したことがあります。エントランスのピンポンを押して担当者を呼び出し、すでに入居済でしたので住民に会えば挨拶しながら見学します。商談はダイニングテーブルで行いました。一部屋が商談ブースになっていたりします。当然最終的には棟内モデルルームも販売しますので、設備や装飾は基本的には通常の仕様でしたが、アクセントクロスでちょっと見栄えを良くしていたりします。モデルルームですので、見本の家具等は置かれています。買ってくれたら、そのまま家具やカーテンは付けてもといった話もありました。
本来は竣工前に完売となるのがいいはずで、販売会社にとっては棟内モデルルームの部屋は早期に売ってしまいたいはずです。入居後でも販売している物件では、「◯◯◯円分家具家電プレゼント」のような広告を見かけます。また、値引きも期待できるかもしれません。お得に買えるかもしれませんが、上の方や角部屋等人気の部屋は売り切れている可能性が高く良し悪しです。

棟内モデルルームの良い点は、実際の部屋を見ることができる点です。下記にも書いているように、モデルルームは実際に購入する部屋とはかけ離れています。部屋の広さや設備などがそのものですので、かなり参考になります。契約してすぐに入居が可能です。

 

モデルルーム見学の流れ

どのモデルルームでも下記のようになると思います。ただ、棟内モデルルームの場合は、イメージビデオやミニチュアは無いことがほとんどだと思います。

1.商談ブースで担当者の方に名刺をもらう。だいたいのマンションの説明を受ける。

2.イメージビデオを見たりする。

3.マンションのミニチュア模型を見る。

4.モデルルームを見る。

5.商談ブースに戻り、価格表を見せてもらう。月々の支払い金額を試算してもらう。

6.興味があれば、次回の訪問日を決める。(◯◯相談会といった催しが随所にあり、何度か訪問することになります。)

上記は発売中の一般的なモデルルーム見学の流れですが、発売前にモデルルームへ行くこともあります。新規プロジェクト発表会やモデルルーム事前見学会といった催しで、早くから情報を掴んだある意味購入する意欲の高い人向けのものです。ここでの人気の程度を、値付けや売り出し戸数の参考にされていると思われます。

 

モデルルームの部屋 見るべきポイント

部屋は玄関扉から再現されていて、玄関から見学します。いきなり廊下がタイル張りになっていたりします(たいてい標準はフローリング)。バルコニーには風景のCGイメージが貼ってあります。だいたい最上階からの景色です。寝室にはフカフカのカーペットが全面に敷かれており、ドレッシングルーム的な部屋が設けられていたりします。リビングも結構広く、おしゃれな壁紙やエコカラットが貼られています。キッチンはサイドも大理石になっていたりします。

そうモデルルームで見るべきは「夢」です。モデルルームのベースになる部屋はだいたい一番広くて高い部屋です。そして有料のオプションがてんこ盛りになっています。これだけの部屋にするにはかなりの金額が必要で、現実的ではありません。こんな素敵な部屋にできますよという夢を見せる場所がモデルルームです。

天井の高さやバルコニーの奥行なんかは、標準と同じですのでそこは参考になるかもしれません。

部屋の見学前か後にパンフレットをもらうと思います。どちらかというとそのパンフレットをよく見ることの方が重要です。パンフレットに各部屋の間取りや標準の設備が掲載されています。物件概要も良くチェックしてください。

 

まとめ

モデルルーム見学の本番は、「夢」を見た後の商談ブースに入ってからです。価格の提示があったり、パソコン上で実際に購入を希望する階からの眺望を見られるところもあったりします。

ただ、モデルルームに行くのは楽しいです。いい夢を見てきてください。